当社株価の状況につきまして
投資家の皆様には平素より格別のご高配賜り、厚く御礼申し上げます。
当社株価が11月12日終値4,675円から本日ストップ安まで急落し、終値3,975円となりました。そのため、多くの投資家の皆様から、お問い合わせ等により当社の事業の状況についてご心配をいただく声を頂戴しておりますため、以下の通り、状況を報告いたします。
まず、当社の事業の状況に関しては、2020年11月12日付「2021年3月期第2四半期 決算説明資料」の通り、第1四半期で取り込んだ巣ごもり需要を第2四半期も引き続き継続しており好調の業績結果となっております。しかしながら、一部報道により投資家の皆様からのご心配の声に繋がっていると推察されます。
通期業績予想を修正しなかった理由は、東京証券取引所が定める適時開示基準では「売上高に対して10%以上の変動」又は「営業損益、経常損益、当期純損益に対して30%以上の変動」のいずれかが生じる見込みとなった段階で修正するものとあります。当社としては適時開示基準に準拠するのを原則としつつも、同時に、修正開示したものに対して業績予想の未達となる状況に陥ることは、事業活動をする上で避けなければならない事態であると認識して経営判断を行っております。そのため、今回業績予想の修正の検討をした結果、4月より巣ごもり需要を取込み、かつ、緊急事態宣言が発令された4月~5月において特需が発生、その際に取り込んだインプレッション数が、第2四半期も引き続き高い水準を維持しておりますが、第1四半期に取り込んだ”巣ごもり需要”が今後第3四半期~第4四半期にかけてどのように変容(減退、維持、上昇)するかは、新型コロナウィルスの影響を考慮に入れなければならないと判断いたしました。さらに過去に下方修正を出した経緯もございますため、慎重に判断しております。
(参照:https://ssl4.eir-parts.net/doc/6579/tdnet/1769393/00.pdf)
以上のように、あくまで総合的に判断した結果、業績予想を据え置くことといたしました。業績予想はあくまでも投資家の皆様に対する企業が達成しなければならない最低限の数値目標と考えております。その上で、業績予想を上回る事業努力を行う事は上場会社としての責務であると考えております。引き続きのご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
以上