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2014年10月23日
プレスリリース

ライオンの新生活情報メディアにlogly liftを導入。オウンドメディア訴求においてネイティブ広告による高い新規顧客誘導率を実証

ログリー株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:吉永 浩和、以下ログリー)は、同社のネイティブ広告サービス「logly lift(*1)」をライオン株式会社(東京都墨田区、代表取締役社長:濱 逸夫、以下ライオン)が10月23日にローンチする新生活情報メディア「Lidea(*2)」に導入することを発表します。

 先立ってライオンの既存サイトにおける実証実験において、ネイティブ広告サービス「logly lift」が新規顧客誘導率等で高い数値を達成したことで導入に至りました。

  同実験では、2014年6月末より約1カ月間、「ネイティブ広告の気付きと活用方法」「サイトへの流入手法としてlogly liftは効果的か?」をテーマとして、ネイティブ広告の有効性を評価しました。なお、評価に際しては株式会社ロックオン(大阪市北区、代表取締役社長:岩田 進)の「AD EBiS(アドエビス)(*3)」を用いてデータ収集・分析を行ない、logly liftのネイティブ広告によって誘導されたユーザーと自然流入によるユーザーの違いを比較しました。

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図 広告配信イメージ

  分析結果について、ライオン宣伝部の中村大亮氏より、以下のコメントを頂戴しております。「logly liftのネイティブ広告配信は、新規率が高いにも関わらず回遊率(非直帰率)も比較的高い結果となっています。他の流入元と比べてユーザーとの親和性が高く、流入動機を喚起させられていると想定します。また、自然検索流入よりも平均PV・直帰率の数値が良く、サイト内の他のコンテンツにも広く波及していることが分かり、質の高いユーザーにリーチできていると考えます。」

  ログリーは今回の実験結果を踏まえ、今後もコンテンツと相性の良い配信アルゴリズムの開発を継続いたします。また、コンテンツ作成を中心としたマーケティング活動を啓蒙・支援していくほか、ネイティブ広告における効果を計測・可視化するための開発を行うことで、ユーザーフレンドリーな配信システムの提供を目指してまいります。

  

実験内容の詳細および結果について

配信実験では、ライオンの既存生活情報サイトの中から約50本の記事や動画コンテンツをピックアップ。logly liftのPC/スマートフォンのネットワーク媒体からコンテンツ内容やユーザーの興味などに基づいて配信を行ない、ネイティブ広告から誘導されたユーザーと自然流入(GoogleおよびYahoo!)によるユーザー比較を行いました。

  主な測定項目は、インプレッション数、クリック数、CTRなどの広告配信での標準的な指標に加え、セッション数、新規率、直帰率、平均PV、滞在時間などのネイティブ広告で明らかにすべきと思われる項目を流入元別、デバイス別、コンテンツ別に測定しました。また、これらの項目別の数値よりさまざまな分析を実施しました。

  配信結果について、CTRはコンテンツによって大きなレンジとなり、季節性要因などによっても大きく変化しました。CTRが低くても直帰率や滞在時間が良いコンテンツも多く、また逆にCTRが高いものでも直帰率や滞在時間が悪いものもあるなど、一概にCTRのみで評価できるわけではないことが明らかになりました。

  CTRについては、誘導クリエイティブのコピーや画像によっても左右され、コンテンツの内容と誘導クリエイティブが一致しているものほど直帰率や滞在時間が良い傾向にありました。これはネイティブ広告を活用する上で、CTRのみで評価するべきでないことを示唆しており、コンテンツ内容と誘導クリエイティブをユーザーの期待値に合わせるべきと考えます。

  次に、デバイス別の配信結果については、自然流入のユーザーと比較して、PCでは同水準という結果になり、スマートフォンでは、新規率、直帰率、平均PVが自然流入のユーザーと比較して、1.5倍ほど高い値となり、滞在時間については同水準という結果となりました。通常、新規率が高い場合は直帰率も高くなる傾向にあるにも関わらず、自然流入よりも良い結果となっており、ユーザーとの親和性が高い配信結果であったと考えられます。

 

*1 ネイティブ広告配信サービス「logly lift」 http://lift.logly.co.jp/ 
*2 新生活情報メディア「Lidea」 https://lidea.today/
*3 広告効果測定システム「AD EBiS(アドエビス)」 http://www.ebis.ne.jp/